2025-07-22
本記事では、リノベーションとリフォームの違いを押さえながら、リノベーション物件の資産価値が下がりにくいとされる理由やポイントを解説します。
埼玉県川越市、富士見市、ふじみ野市を中心に東武東上線・JR川越線沿線でリノベーションを検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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リノベーションとは、既存の建物に大幅な改修をくわえて、住まいの機能やデザインを根本的に向上させることを指します。
単純に古くなった部分を修繕するだけではなく、空間の使い方そのものを見直して、より魅力的で快適な暮らしへと変化させるのが特徴です。
たとえば、壁を取り払って広々としたリビングダイニングを作ったり、水回りの配置を大きく変更して家事動線を改善したりなど、生活の質を高めるための工夫を積極的におこなう点がポイントです。
一方、リフォームは主に老朽化した設備の交換や内装の修繕など、建物を本来の状態に戻すことを目的としておこなわれる工事を指します。
たとえば、キッチンの古いコンロや浴室設備を新しいものに取り替えたり、傷んだ壁紙を貼り替えて見た目をきれいにするなど、原状回復に近い作業が中心となります。
もちろん、より良い使い勝手を目指す改修も含まれますが、家全体の構造や間取りそのものを大きく変更することはあまりありません。
リノベーションとリフォームの大きな違いは、改修の規模と目的にあります。
リノベーションが住まいの付加価値を高めるために大規模な工事をおこなうのに対し、リフォームは「壊れた部分や古くなった部分の補修」のイメージが強いです。
リノベーションをおこなう最大のメリットは、暮らし方に合わせた空間づくりができることです。
たとえば、ファミリー層であれば子どもの成長に合わせて部屋数を増やしたり、生活動線を考慮した間取りを採用したりできます。
反対に、シニア世代や夫婦のみで暮らす場合は、大きなリビングを中心に生活全体を一つの空間に集約して、掃除や移動の負担を軽減することも可能です。
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リノベーションをおこなうと資産価値が下がりにくい理由は、以下の3つです。
リノベーションを施すことの大きなメリットの1つが、付加価値を高められる点にあります。
建物は新築時が最も価値が高く、その後は経年劣化などにより徐々に価値が下がっていくのが一般的です。
しかし、リノベーションによって設備やデザインを一新し、間取りや空間の使い方を現代のライフスタイルに合わせて刷新すると、建物そのものに新しい魅力が生まれます。
たとえば、キッチンを対面式に変更して家族のコミュニケーションを取りやすくしたり、床材や壁紙を高品質の素材に変えてデザイン性を向上させたりといった工夫がその代表例です。
リノベーションによる付加価値が、将来的に売却や賃貸をする際にも有利に働き、結果的に物件の資産価値を維持・向上させるでしょう。
建物は時間の経過とともに、外壁の汚れやひび割れ、屋根や配管の老朽化など、避けられない経年劣化が進行します。
経年劣化を放置してしまうと、建物の耐久性が低下し、雨漏りなどのトラブルが起こりやすくなり、見た目の印象も悪くなってしまいます。
こうした不具合が多い物件ほど、市場では「購入後の修繕リスクが高い」と見なされ、資産価値が大きく落ちてしまう可能性があるのです。
リノベーションは、単に内装をきれいにするだけでなく、建物の構造や設備を点検・補修し、必要に応じて耐震補強や断熱性能の向上工事などもおこないます。
経年劣化を抑えるための対策をしっかり講じると、建物の寿命を延ばすと同時に、将来的なメンテナンス費用の削減にもつながります。
つまり、リノベーションによって「見た目」だけでなく「性能面」もグレードアップさせることができ、建物全体の価値を長期的に保ちやすくなるのです。
近年、ライフスタイルや家族構成の変化により、住まいに求められるニーズは多様化しています。
たとえば、リモートワークが増えたことにより在宅勤務用のスペースが必要になったり、二世帯同居のために独立性を高める間取りが求められたりと、各家庭が希望する住空間は実にさまざまです。
こうしたニーズを反映する余地が多いのがリノベーションの魅力です。
購入を検討する際、多くの方は「自分の理想とする暮らしがその物件で叶うかどうか」を重視します。
リノベーション物件は、設備・間取り・デザインにおいて現代の生活に即した工夫が凝らされているため、ニーズへの対応力が高い傾向にあります。
その結果、同じ築年数の未改装物件と比べても市場評価が高くなりやすく、資産価値を維持するうえで大きなアドバンテージとなるのです。
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リノベーションをおこなう際は、資産価値を決める要素やポイントを理解しておくことが大切です。
不動産の資産価値は主に次の4点で決まります。
駅から近く、交通アクセスが良好なエリアや、スーパーマーケット・コンビニエンスストアなど生活利便施設が充実しているエリアは需要が高く、価格が下がりにくい傾向があります。
将来的な売却を視野に入れるなら、自治体の再開発や交通インフラ整備といったエリアの将来性まで確認しておくと安心です。
また、築25年までは築年数が資産価値へ大きく影響しますが、25年を超えると価格の下落幅は小さくなります。
リノベーションの際は、築年数も考慮しておこないましょう。
家族構成やライフスタイルの変化に柔軟に対応できるシンプルな間取りは、幅広い層から支持されます。
不要な仕切りを減らし、空間を有効活用できるプランを選ぶと、資産価値が維持しやすくなります。
マンションの場合は、共用部の清掃が行き届き、建物のメンテナンスが定期的に実施されている物件は、長期的に見ても価値が落ちにくいものです。
リノベーション前には管理組合の修繕計画や積立金の状況もチェックしましょう。
将来のリセールを見据えてリノベーションを進めるなら、次の4項目を意識しましょう。
多様なライフスタイルに対応する間取り
可動式の間仕切りや広めのリビングなど、家族構成の変化に合わせてレイアウトを調整できる設計にしておくと、将来の購入層がぐっと広がります。
高品質な建材の採用
耐久性とデザイン性を兼ね備えた建材を使えば、経年劣化を抑えられるうえ、内装の見映えも長持ちするでしょう。
十分な採光と通風の確保
南向きの窓配置や室内ドア・窓の位置を見直し、自然光が行き届く空間にすると居住性が向上します。
カビや結露を防ぎ、健康的な住環境を維持できる点も高評価につながります。
実用性の高い住宅設備
省エネ性能の高い給湯器や食洗機、浴室乾燥機など最新設備を導入すると、日々の光熱費を抑えながら快適性を高めることが可能です。
買主にとって魅力的な付加価値になります。
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リノベーションとリフォームの違いは、改修の規模と目的にあります。
リノベーションは、付加価値を高め、経年劣化を防ぐ効果があり、ニーズに合わせて改修できるため、資産価値が下がりにくいです。
リノベーションのポイントは、可変性のある間取りや高品質な建材の使用、採光と通風の確保、実用性の高い住宅設備の導入です。
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