2025-01-28
マイホームを買ったばかりにもかかわらず、売らなければならない状況になっている方もおられるでしょう。
買ったばかりだと物件の状態も良いため、高く売れるイメージがありますが、実際は損をしてしまうケースも珍しくありません。
そこで、そもそも買ったばかりの家を売る理由と、買ったばかりの家を売ると損をすること、また損にならないケースについても解説します。
埼玉県川越市・富士見市・ふじみ野市を中心に東武東上線沿線で、マイホームの売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
家を購入することは、人生のなかで一度あるかないかの出来事です。
しかし、思わぬ理由から買ったばかりの家を売らなければならないことがあります。
ここでは、買ったばかりの家を売るよくある理由について見ていきましょう。
近隣とのトラブルで買ったばかりの家を売るケースがあります。
近隣トラブルでもっとも多いのが、騒音トラブルです。
相談によって解決できれば問題ないですが、相手によっては嫌がらせや悪口を言う方も出てくるでしょう。
そうなれば、その土地に住むことが精神的に辛くなり、引っ越しを余儀なくされ売却するというケースも見られます。
近隣トラブルは、事前に予防することができないため、住んでみて初めて問題に気付くケースも少なくありません。
一旦関係にひびが入ると関係修復が難しくなるため、やむを得ず売却するケースがあるのです。
離婚や転勤などで生活環境が変わったことで、買ったばかりの家を売るケースもあります。
離婚であれば、財産分与のために家を売却することが多いでしょう。
転勤で家族と離れて暮らすことを避けたい場合は、家を手放して新居に引っ越す必要があります。
このように、新しい環境を手に入れたと思った途端に、離婚や転勤で引っ越しが必要になるケースは、家を売る理由の代表的な例といえるでしょう。
急な病気や収入減により、住宅ローンの返済が困難になり、買ったばかりの家を売るケースもあります。
また、想定していなかった突発的な支出(家の修繕や税金、教育費、医療費など)で住宅ローンの支払いができなくなることもあります。
ゆとりのある返済計画を立てていないと、このような支出に対応できず、やむを得ず家を売却するしかなくなるのです。
▼この記事も読まれています
不動産売却における減価償却とは?計算方法や注意点を解説
\お気軽にご相談ください!/
買ったばかりの家は、まだ新しいことから高く売れるのでは?と思う方も多いでしょう。
しかし、結論からいえば、買ったばかりの家を売ることは、損をする可能性が高いです。
では、なぜ買ったばかりの家は損をする可能性が高いのでしょうか。
買ったばかりの家でも、1日でも住んでしまうと、中古物件として扱われてしまいます。
新築住宅とは、未入居であることと、完成から1年以内という両方を満たした物件のことです。
日本では、中古よりも新築を好む傾向があり、新築ならではの価値が価格には上乗せされて販売されています。
しかし、1日でも住み中古住宅となると、築浅物件として扱われるため、一般的には物件価格の1~3割程度の価値が失われてしまいます。
そのため、購入したときよりも安く売ることになってしまうため、結果的に損をしてしまうケースがほとんどなのです。
買ったばかりの家が高く売却できて売却益が生じたとしても、売却益にかかる税金が高いことで、結果的に損をしてしまう可能性があります。
売却益にかかる税率は、不動産の所有期間によって異なり、5年以内の短期譲渡所得の場合は、所得税が30%、住民税が9%の税率がかかります。
一方で、所有しているのが5年超えの場合は、長期譲渡所得となり所得税が15%、住民税が5%です。
このように、5年以内に売却すると売却益にかかる税率が高いため、多くの税金を支払う必要がでてきます。
ここに、住宅ローンの返済が重なれば、利益はほぼゼロといっても過言ではないでしょう。
このように、買ったばかりの家を売って売却益が出ても、支払う税金が高くなってしまうため損をすることが多くなります。
買ったばかりの家を売る理由は、離婚や近隣トラブルなどネガティブな原因が多いです。
ネガティブな理由が家を売る原因となれば、購入検討者も同じような理由で購入を避けてしまいます。
そのため、なかなか売却できず、結果的に価格を下げざるを得なくなってしまうのです。
このように、売却理由がネガティブだと価格が下がりやすく、損をしてしまうことになります。
▼この記事も読まれています
不動産売却における査定は2種類!それぞれの特徴やメリットを解説!
\お気軽にご相談ください!/
買ったばかりの家を売ると損をするケースが多いですが、必ず損をするというわけではありません。
なかには、損にならないケースも存在します。
周辺の再開発により、そのエリアの不動産価値が上がった場合は、損にならない可能性があります。
たとえば、購入時にはなかった駅や商業施設が建設されたなど、利便性が上がったようなケースです。
このような場合は、家を買ったときよりも資産価値が上がっているため、購入価格よりも売却価格が上回り、利益が出ることもあります。
また、家を購入したあとで、周辺地域が住みたい街で上位になったなどの話題になった場合も、損にならない可能性が高いでしょう。
学校や病院、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの生活に必要な施設が多い立地も、売却時に損にならない可能性があります。
とくに、駅までの距離が近い場合や、主要都市へのアクセスが良好な場合は、需要が高く高値で売却しやすいでしょう。
前述したように、一般的には新築から中古になると価格が1~3割程度下がりますが、このような利便性が高いエリアであれば、新築同様に高く売れるケースも珍しくありません。
このように、生活に便利な立地である場合は、損にならないこともあります。
新築ではなく、中古で購入した物件を売る場合も、損をせずに売却できる場合があります。
中古物件は、新築プレミアムの価格が上乗せされておらず、相場で購入しているケースが多いです。
そのため、売却時に相場が大きく変動していなければ、購入価格と同じくらいの価格で売却できる可能性が高いでしょう。
このように、中古物件で購入している場合は、買ったばかりであれば同様の価格で売却できるケースも少なくありません。
▼この記事も読まれています
任意売却ができないとどうなる?できないケースや競売との違いを解説
離婚や住宅ローンの返済が苦しくなり、買ったばかりの家を売却するケースがあります。
基本的には、買ったばかりの家を売却すると、税金が高くなったり、ネガティブな理由から価格が下がったりするため損をすることになるでしょう。
しかし、周辺で再開発がおこなわれている場合や、生活に便利な施設が多い立地の場合は、損をせずに高く売却できる可能性もあります。
川越市の不動産売却ならOIKAZEへ。
富士見市やふじみ野市も対応エリアで、無料の売却査定をおこなっております。
お客様に真摯に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。