家の「売却前」「売却中」「売却後」にやってはいけないこととは?

2025-01-21

家の「売却前」「売却中」「売却後」にやってはいけないこととは?

この記事のハイライト
●家の売却前にやってはいけないことは金融機関に無断で売却を進めることや解体やリフォームをおこなうこと
●家の売却中にやってはいけないことは短い期間で売ろうとすることや内見をいい加減に対応すること
●家の売却後にやってはいけないことは残置物を処分しないことや契約内容を覆すこと

マイホームを売却する際は「やってはいけないこと」がいくつかあります。
やってはいけないことをしてしまうと、スムーズに売却ができなかったり、安く売却することになってしまうため注意が必要です。
そこで、家の売却前・売却中・売却後にやってはいけないことをそれぞれ解説します。
埼玉県川越市・富士見市・ふじみ野市を中心に東武東上線沿線で、マイホームの売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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家の「売却前」にやってはいけないこととは?

家の「売却前」にやってはいけないこととは?

トラブルなく売却を進めるためには、事前にやってはいけないことを理解しておくことが大切です。
家の売却前にやってはいけないことは、主に以下の3つです。

  • 金融機関に無断で売却を進めること
  • 解体やリフォームをする
  • 相場価格を調べない

家の売却前にやってはいけないことを順番に見ていきましょう。

①金融機関に無断で売却を進めること

マイホームを取得する際は、多くの方が金融機関で住宅ローンを組んで購入しているのではないでしょうか。
仮に住宅ローンが残ったまま売却をしたいと考えている場合は、必ず借入先の金融機関に相談してから売却を進めるようにしましょう。
決して、金融機関に無断で売却を進めるようなことはやってはいけません。
なぜなら、住宅ローンが残っているということは、不動産に抵当権が付いたままになっているからです。
抵当権が設定されたままでは不動産を売却することはできず、抵当権を抹消するには、住宅ローンを完済する必要があります。
このように金融機関を無視して売却を進めることはできないため、住宅ローン残債がある不動産を売却する際は早めに相談をしておきましょう。

②解体やリフォームをする

解体やリフォームも売却前にやってはいけないことの1つです。
家が古く劣化が激しいと、解体やリフォームをしたほうが早期に高く売却できるのではないかと思いがちです。
しかし、解体やリフォームにかかった費用は、売却で回収することは難しく、結果的に損をしてしまう可能性があります。
また、解体やリフォームをしても希望どおりの条件で売れるとも限りません。
そのため、売却前に解体やリフォームをおこなうのではなく、まずは仲介を依頼する不動産会社に相談し、必要に応じて対処することが大切です。

③相場価格を調べない

家を売却する際は、まずは不動産会社に査定を依頼し、どのくらいの価値があるのか算出してもらうのが一般的です。
しかし、売主も事前にどのくらいの価格か相場を把握しておくことが大切です。
事前に自分で相場を調べておけば、不動産会社が提示した価格が適正であるかも判断できます。
自分で相場を調べる際は、国土交通省が提供している「不動産情報ライブラリ」で調べることが可能です。
不動産の取引価格や地価公示などの価格情報、不動産に関する情報を閲覧することができます。

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家の「売却中」にやってはいけないこととは?

家の「売却中」にやってはいけないこととは?

家の売却をスムーズにおこなうためには、売却中におこなう活動や行為が重要になります。
家の売却中にやってはいけないことは、主に以下の3つです。

  • 不動産広告のルールを守らない
  • 短い期間で売ろうとする
  • 内見対応がいい加減である

家の売却中にやってはいけないことを順番に見ていきましょう。

①不動産広告のルールを守らない

家の売却中にやってはいけないことは、不動産広告のルールを守らず売却活動をおこなうことです。
不動産広告では、宅地建物取引業法や不動産の表示に関する公正競争規約に従う必要があります。
たとえば、宅地建物取引業法では、誇大広告の禁止や広告開始時期の制限、取引態様の明示に関するルールが設けられています。
広告内容については、仲介を依頼した不動産会社が対応するものの、こうしたルールがあることは売主も把握しておきましょう。

②短い期間で売ろうとする

家を売却する際は、できるだけ早く売却したいと誰もが思うのではないでしょうか。
しかし、売却中にもっともやってはいけないのが、短い期間で売ろうとすることです。
短期間で売ろうと焦ってしまうと、結果的に安く売ってしまい後悔することになり兼ねません。
一般的に不動産売却でかかる期間は、3~6か月とされています。
また、売却する物件の状態や立地によっては、さらに期間を要する可能性もあります。
そのため、スケジュールに余裕をもって売却活動を進めるようにしましょう。

③内見対応がいい加減である

家の売却中は、内見対応が重要になってきます。
そのため、内見をいい加減に対応してしまうと、スムーズに売却できなくなるため注意が必要です。
内見の対応が悪いと、買主からの印象が悪くなり、家の評価も厳しくなりがちです。
内見時には、家をしっかりと掃除し、質問にも誠実に答えるようにしましょう。
売主の印象がよければ、買主も安心して購入を検討しやすくなります。

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家の「売却後」にやってはいけないこととは?

家の「売却後」にやってはいけないこととは?

売却が完了したからといって油断せずに、やるべきことを明確にしておくことが大切です。
家の売却後にやってはいけないことは、主に以下の3つです。

  • 残置物を処理しない
  • 契約内容をあとから覆す
  • 確定申告を怠る

家の売却後にやってはいけないことを順番に見ていきましょう。

①残置物を処理しない

物件の引き渡し後は、家具や自分の私物、不用品などはすべて撤去してから退去するのが一般的です。
残置物に関して買主と話し合って残す場合は問題ありませんが、それ以外は、引き渡し日までに売主の責任で処分をしましょう。
もし、買主の許可なく残置物を撤去しない場合は、契約違反となり違約金が発生することもあります。
トラブルにならないためにも、残置物はきれいに撤去しておきましょう。

②契約内容をあとから覆す

契約内容を覆すことも売却後にやってはならないことの1つです。
買主と売買契約したあとは、原則として内容を覆すことはできません。
もし、売主の都合で解除する、もしくは契約書の内容に違反する行為があった場合は、買主に違約金(売却価格の1~2割程度)を支払う必要があります。
また、仮に同意が得られたとしても、買主との関係にキズがつくことは否めないでしょう。
そのため、あとから契約内容を変更したりキャンセルしたりすることのないように注意しましょう。

③確定申告を怠る

家を売却した際に利益が生じると、売却した翌年に確定申告をおこなわなければなりません。
確定申告が必要にもかかわらず申告を怠ると、税務調査を受けたり延滞税や無申告加算税が課される可能性があります。
また、売却時に損失となった場合は確定申告は原則として必要ありませんが、控除の特例を受ける場合などは確定申告が必要になるため注意しましょう。
なお、確定申告の時期は、毎年2月16日から3月15日までです。
後回しにせず、早めに申告の準備をおこないましょう。

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まとめ

家の売却前・売却中・売却後にはやってはいけないことが、それぞれあります。
それを知らずに売却を進めてしまうと、損をしたり後悔したりする可能性があるため注意が必要です。
家の売買では大きなお金が動くため、トラブルなく取引するためにも事前にやってはいけないことを把握し、慎重に進めていくことをおすすめします。
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