2024-04-23
不動産を売却する際は、「なるべく高く売りたい」と考える方がほとんどでしょう。
不動産を高く売るためには、まず売却査定の相場について理解し、適切な売り出し価格を設定することが大切です。
そこで今回は、不動産の売却査定の相場を自分で調べる方法や、相場を調べる際の注意点、そして不動産をなるべく高く売却するためのポイントについて解説します。
埼玉県川越市(川越市の中では特に「南古谷駅」周辺)・富士見市・ふじみ野市を中心に東武東上線・JR川越線沿線で、不動産売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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不動産を売却する際には、「いくらで売れるのか」が気になりますよね。
しかし、不動産には定価というものが存在せず、明確な価格を事前に知ることができません。
不動産の売却価格は、最終的に買主と交渉したうえで決定するからです。
しかし、売却査定の相場がわかれば、売却価格の目安を把握することはできます。
売却査定の相場は、適切な売り出し価格を設定する際にもとても重要なものです。
ここでは、売却査定の相場を自分で調べる方法について解説します。
実際に過去に売買された不動産の売却価格から、相場を調べる方法です。
ご自身が売却する不動産と、条件が類似している不動産の成約事例を参考にします。
過去の不動産の成約事例に関しては、インターネットを利用すれば自分で簡単に調べることが可能です。
過去の成約事例が掲載されているサイトは、「土地総合情報システム」「レインズマーケットインフォメーション」の2種類があります。
レインズマーケットインフォメーション
レインズマーケットインフォメーションは、国土交通大臣が指定した不動産流通機構が運営する不動産流通情報システムです。
過去に実際に売買された一戸建てやマンションの取引価格を調べることができます。
不動産の築年数、間取り、最寄り駅、駅からの距離、エリアといった条件からしぼり込み検索が可能です。
土地総合情報システム
土地総合情報システムは、国土交通省が運営している不動産情報のデータベースです。
検索方法などはレインズとほぼ同じですが、レインズにはない「土地」の取引価格についても調べることができます。
ただし、情報量や更新頻度はレインズのほうが上なので、レインズの補助的に土地総合情報システムを利用すると良いでしょう。
現在、売りに出されている不動産の売り出し価格から、売却査定の相場を知る方法です。
買主向けの不動産検索サイトを使えば、自分でも簡単に調べることができます。
検索条件を細かく設定できるサイトもありますが、注意点としては掲載されているのはあくまで「売り出し価格」であることです。
実際に売買された価格とは異なることを理解しておきしょう。
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不動産の売却査定の相場は、インターネットを使って自分でも手軽に調べることが可能です。
しかし、相場価格を調べる際や、調べた相場価格を参考にする際には、いくつかの注意点があります。
ここでは、代表的な3つの注意点について見ていきましょう。
相場価格は、実際の過去の成約事例を参考にしていたとしても、あくまで「目安」となる数字です。
実際には、算出した相場と同じ価格で売却できることはほとんどありません。
不動産売買の際には、買主から値引き交渉をされるケースが多いからです。
相場価格での売却にこだわりすぎると、買主から敬遠されてしまう可能性もあるので注意してください。
売却査定の相場価格は、「いくらで売れるのか」を見極める目的ではなく、売却が決まりやすい売り出し価格を設定する際に役立てることをおすすめします。
不動産の相場価格は、数か月もあれば変動します。
都市開発や人口減少などは価格変動に影響する要素なので、しっかりと把握しておきましょう。
売却を急いでいないのであれば、相場価格の変動を観察しながら高く売れるタイミングを見極める方法もおすすめです。
ただし、売却活動の期間が長くなるほど、売り出し価格を下げなければ売却しにくくなる点には注意してください。
売却査定の相場を調べる際には、条件が類似している不動産の成約事例や売り出し価格を参考にします。
検索条件を変えたり、検索範囲を広げたりと、参考にする事例をなるべく多くして調査の精度を高めましょう。
しかし、ご自身が売却しようとしている不動産と、条件が完全に一致する不動産はありません。
そのことを理解して、調査結果は参考の範囲にとどめることも大切です。
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不動産売却における査定は2種類!それぞれの特徴やメリットを解説!
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売却査定の相場価格がわかったからといって、その価格で売却できるわけではありません。
では、売却査定よりも高く売却するためには、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか。
ここでは、売却査定の相場価格よりも高く売却するためのポイントについて解説します。
不動産を高くスムーズに売却するには、適切な売り出し価格の設定が大切です。
適正な価格が3,000万円の不動産を、5,000万円で売り出しても買主は見つかりません。
売却査定を依頼する際にも、高い査定結果を提示した不動産会社であれば高く売却できるというわけではないので注意してください。
市場の相場をしっかりと理解し、適正価格の範囲内でなるべく高く売却できるラインを心がけましょう。
中古不動産の売買では、インスペクションを実施すると高く売れるケースがあります。
インスペクションとは、専門家による中古物件の状況調査のことです。
調査により、雨漏りやシロアリ被害といった建物の不具合を把握できます。
そのため、インスペクションを実施している不動産は買主が安心して購入できるのです。
また、売主にとっては、契約不適合責任のリスクを減らすというメリットもあります。
契約不適合責任とは、売却した不動産に告知していなかった不具合が見つかった場合、売主が買主に対して負うべき責任のことです。
契約不適合責任に問われると、買主から損害賠償や最悪の場合は売買契約の解除を求められる可能性があります。
不動産は、築年数が長くなるほど資産価値が減少していくのが一般的です。
しかし、都市開発が進んでいる地域や、金融情勢などによっては、1年後のほうが高く売れるというケースもあります。
売却を急いでいないのであれば、長いスパンで相場の変動を見守り、売り時を見極める方法も検討してみましょう。
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不動産売却において、売却査定の相場を知っておくことはとても大切です。
相場を無視して高い価格で売り出してしまうと、買主が見つからず売れ残ってしまうリスクが高くなります。
売却まで時間がかかってしまううえに、結局は値下げせざるを得ません。
不動産を売却する際には、相場を自分で調べる方法や、相場を参考にする際の注意点についてしっかり理解を深めておきましょう。
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